2023/01/17 (更新日:2023/01/17)

【ぎっくり腰とヘルニアの違いについて②】

ヘルニア, 腰痛改善

・痛む期間
すでに書いたように、ぎっくり腰もヘルニアも急に腰に激痛が生じます。
ただし、その痛みの期間に違いがあり、ぎっくり腰の場合は、安静にしていれば数日で痛みが治まりますが、ヘルニアはなかなか痛みが治まらず、発症後長い間激痛に襲われるのが特徴です。

安静にして数日で症状が軽くなるようならばぎっくり腰、それでも良くならないようであれば、ヘルニアである可能性が高いです。

・痛む範囲
さらに、ヘルニアの場合、腰だけでなく、おしりや太ももの裏側に痛みやしびれといった症状が出る場合もあります。
というのも、脊髄が腰から脚へと神経が枝分かれしているため、腰でヘルニアが起きた場合に、神経がつながっているこれらのところにも症状が出るのです。

ぎっくり腰の場合はおしりや太ももなど、腰以外のところには症状は出ず、痛みの生じる場所は腰回りだけとなります。
このことから分かるように、ヘルニアの方が痛みの範囲が広いのが特徴です。神経の圧迫が痛みの原因のため、お尻や太もも、また場合によっては足の指などといったところにまで症状が出ます。
ぎっくり腰は、あくまでも腰まわりに痛みが生じます。

・歩行困難の違い
ぎっくり腰とヘルニアはどちらも歩行困難を引き起こしますが、ぎっくり腰の場合は腰が痛いために歩けないのに対し、ヘルニアは、脚にしびれなどの麻痺が発生して歩けない、という違いがあります。

次回は「もし腰の痛みを感じたら」についてお話します。お楽しみに!

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